本文
政策推進室 政策推進課 係長
政策推進室 政策推進課 係長
平成21年度採用
◆経歴
平成21年 4月 総務部 企画情報課
平成23年 4月 民生部 住民課
令和 2年 4月 政策推進室 政策推進課
(令和6年3月取材当時)
現在の仕事を教えてください
企画係として、姉妹都市交流や男女共同参画の推進業務を担当しています。女性も男性も輝けるまちを目指して、セミナーを企画実施することを通して、意識啓発などを行っています。
また、国際交流事業として、町内の子どもたちが外国の文化や言葉に直接触れ、視野を広げる機会を提供しています。
仕事のやりがいを教えてください
◇チームワークを発揮して成果を築く
役場の仕事というと、書類作成やデータ入力といったひとりで黙々とパソコンに向かって仕事するイメージが強いかもしれませんが、イベントの企画や運営といったチームで取り組む仕事も意外と多くあります。ひとりでは成し遂げられないことも周りの職員と協力しながら形にできることはやりがいの1つです。
特に、姉妹都市交流事業では、多くの職員の協力があったからこそ事業をやり遂げることができたと感じています。また、派遣事業に参加した中学生たちが、大学進学や就職したタイミングで近況報告をしてくれたときはとても嬉しい気持ちになります。
現在、携わっているプロジェクトや事業を教えてください
◇姉妹都市交流事業
姉妹都市交流事業に携わっています。姉妹都市であるアメリカ合衆国イリノイ州マリオン市からの使節団を歓迎する受入事業と町内の中学生を派遣する事業を担当しています。アメリカから蟹江町を訪れる学生たちが日本の文化に触れ、感動する姿や蟹江町の中学生たちが、現地で出会う新しい体験の一つひとつに目をキラキラさせながら取り組む姿を目の前にしたときは、担当者としてとても嬉しい気持ちになります。
キャリアアップしていく中で感じたことは何ですか
◇心の支えになる同僚、先輩の存在
経験年数が上がるにつれて、業務の範囲、責任の範囲が増えていきます。専門的な知識に加えて、上司や後輩職員とのコミュニケーション、仕事のスケジュール管理などといったスキルも求められるようになり、課題に直面することもありました。
そんな中でも、同期の仲間や先を進んでいる女性管理職の先輩たちがいつも温かく応援してくださったことは、私自身がキャリアアップしていく中で大きな支えとなっています。
蟹江町ならではの魅力を教えてください
◇情緒豊かな水郷のたたずまい
蟹江町は6本の川が流れ人々の生活に密着し、歴史の面影を残す「水郷の里」です。昔から蟹江の人々は「川」とかかわりあいながら生活してきました。蟹江の名前の由来も、川にたくさんの蟹がいたことからついたといわれています。また、まちの中心に流れる蟹江川を舞台に水郷の里を象徴する美しい須成祭の情緒を見ることができます。
受験者へのメッセージ
皆さんはどんな思いで役所職員を目指されているでしょうか。
住民の方と直接接することの多い窓口では、不安を抱えて窓口にいらっしゃる住民の皆さんに寄り添い、課題を解決した際に「ありがとう」という言葉に達成感や喜びを感じることができます。一方で、住民の方々と直接的な関わりが少ない窓口では、私たちが計画・実施した事業の先に喜んでくださる町民の方々の「笑顔」を感じられたときに嬉しくなります。
住民の皆さまの笑顔が返ってくる役場の仕事を皆さんと一緒に取り組めることを楽しみにしています。