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更新日:2020年4月13日公開 印刷ページ表示

政策推進室 ふるさと振興課 主事

先輩職員

政策推進室 ふるさと振興課 主事

平成25年度採用

現代社会学部卒

◆経歴

 平成25年4月 産業建設部まちづくり推進課
 平成26年4月 政策推進室政策推進課
 平成28年4月 政策推進室ふるさと振興課
 平成29年8月 産前・産後休暇、育児休業(1年6ヶ月)
 平成31年2月 政策推進室ふるさと振興課(職場復帰)  

(令和2年3月取材当時) 


現在の仕事を教えてください

蟹江町を観光的視点から町内外にPRする仕事です。観光と一言で言っても多岐に渡り、蟹江町が平成29年から実施している観光・産業振興プロジェクトでは、地域の埋もれている資源を発掘し観光資源化させて、蟹江町に人が集い、商業が元気になるような施策を立案し実施しています。立案した事業を実施するとき、念頭には、住民のかたに「蟹江町に対する愛着心の醸成」をしてほしいという思いがあります。自分の故郷、住む町を誇ってもらえるよう、多角的に事業を展開しています。

フィルムコミッション

携わっているプロジェクトや事業を教えてください

◇フィルムコミッション事業

「蟹江町を映画の舞台に」という思いのもと、映像等の撮影を誘致するフィルムコミッション事業が始動しました。2019年度は蟹江町のPR動画の作成をはじめ、SKE48のMVやCMの撮影が蟹江町で行われました。フィルムコミッショナーとして撮影のロケハンや、撮影にかかる支援を行います。撮影にも同行し、住民の方のご迷惑とならないよう心掛けています。

SKE48高柳明音さんの卒業ソング(町公式HP)

◇インバウンド・国内旅行客誘致事業

少子高齢化社会の中で新たな観光客を獲得するため海外の旅行会社に商談へ行き、多方面からの誘客を行っています。

◇蟹蟹プロジェクト

全国1700を超える自治体で「蟹」という漢字が付くのはここ蟹江町だけであることをアピールポイントとして、蟹は獲れないけれど、蟹がいつでも食べられる町にしようというコンセプトで賛同いただける飲食店にご協力いただき実施している、食の掘り起こし事業です。

◇ショートムービー制作事業

蟹江町出身のミステリー作家・小酒井不木の作品を後世に残すため、不木原作の小説を映像化する事業を実施し、第1弾のショートムービーを完成させました。すべてのロケを蟹江町内で行いました。

小酒井不木原作のミステリー作品「死体蝋燭」(町公式HP)

◇蟹江町紹介動画「さとうた」

蟹江町の方々にご協力いただき作成しました。ショートムービーと合わせて蟹江町の魅力を感じていただける動画です。(企画:堤 幸彦監督/曲:SEAMO)

さとうたリレーホームページ(参照)<外部リンク>

 

会議風景

やりがいを教えてください

◇地域の人に愛される施設の建設

平成30年にオープンした観光交流センター「祭人(さいと)」の建設に計画段階から携わりました。ユネスコ無形文化遺産に登録された「須成祭」というお祭りを年中体感していただける施設というコンセプトのもと、設計から内装、展示コンテンツ選定、施設に関する細かな仕様に至るまで、最良のものとなるよう何度も協議、検討を重ね、地域の人が集える施設が完成しました。施設名を公募するなど、地域の人に愛される施設として運営しています。何もなかった更地から、公共施設ができるまでに関われることはとても感慨深く、形に残る仕事をできたことに、すごくやりがいを感じました。
その後、産休に入り1年ほど現場から離れましたが、産休中も何度か子どもと来館して祭人の賑わいを身近で感じることもできました。また、復帰後も、完成した祭人を活用した事業を担当することができて、とてもうれしく思います。

仕事に関係している施設:観光交流センター「祭人(さいと)」<外部リンク>

マリオン

印象に残っている仕事を教えてください

◇姉妹都市米国マリオン市への中学生派遣

採用2年目に姉妹都市米国マリオン市への中学生派遣事業を担当しました。文化や生活習慣の異なる地で、生徒をサポートしながら行政職員としてのミッションを遂行することは責任重大で、プレッシャーに感じる場面もありました。しかし、将来を担う生徒と出会い、成長していく姿を間近で見ることができ、とてもいい経験となりました。参加した生徒の中で、この事業がきっかけで、国際色ある仕事に就く子もいると聞きます。このマリオン市との連携を継続させて、一人でも多く蟹江町から国際社会へ羽ばたいていく人材が輩出されることを願っています。

受験者へのメッセージ 

行政職とは固いイメージがあるかもしれません。もちろん配属先によっては住民の皆さんの財産、個人情報を守る仕事もありますが、役場の外に飛び出て、より住民の皆さんに近いところで住民に寄り添って仕事をすることもあります。利益ではなく公益性を追求するという共通理念のもと、さまざまな分野で働く可能性があり、自分の未知なる得意分野を見つけられるかもしれません。
また、仕事だけではなく結婚・出産・子育てとライフイベントも控えている中で、その両立に対して、とても理解がある職場で、私のように小さな子どもを育てながら働いている職員もたくさんいます。これは女性だけに限らず、男性も子育てに積極的な職員が多く、男女問わず、子育てしやすい職場環境であると思います。
公務員志望の方は、地方自治体職員と一括りにせず、自治体ごとに特色があるので、ぜひその部分を見て感じて、働きたい職場を決めると、入庁してからのモチベーションの維持に役立つかもしれません。


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