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更新日:2023年12月11日公開 印刷ページ表示

町出身探偵小説家 小酒井不木について

 小酒井不木(こさかいふぼく)は、大正後期から昭和初期という日本の探偵小説黎明期(れいめいき)に活躍した、まさに探偵小説家の草分的人物です。江戸川乱歩が世に出るのを後押しし、その乱歩から執筆を勧められ、それまでの海外ミステリーの翻訳・紹介から創作にも進出した不木は、大正13年(1924年)から昭和4年(1929年)にかけて、38歳で夭折(ようせつ)するまでのわずか5年間に、日本初のSF小説と言われる「人工心臓」など140を超える小説作品を世に送り出しました。しかしその数々の作品も、死後90年以上が経過してパブリックドメインとなっており、一部は青空文庫などで読めるものの、多くの作品は絶版・廃版となっています。
 不木は多くの作品を残しただけでなく、日本の探偵小説の黎明期において、その分野を定着させるべくさまざまな活動をし、親交が深かった江戸川乱歩や「金田一耕助」シリーズを生んだ横溝正史に対して、ミステリー作家としての道を示した人物です。

不木の生涯と足跡について

蟹江町出身の探偵小説家 小酒井不木(こさかいふぼく)について - 愛知県蟹江町公式ホームページ (town.kanie.aichi.jp)

ショートムービー

 多くの小説家に影響を与え、推理探偵小説というジャンルを確立させた不木にスポットが当てるため、蟹江町では不木の作品を映像というかたちで現代に蘇らせ、その魅力をPRしています。

町出身の探偵小説家「小酒井不木」の作品をショートムービー化しています! - 愛知県蟹江町公式ホームページ (town.kanie.aichi.jp)

原作小説

 蟹江町では、不木とその作品群を顕彰するため、古書の現代語訳を行い小酒井不木小説集として「蟹江文庫」を開設しました。

蟹江文庫 -現代語訳版・小酒井不木作品集- - 愛知県蟹江町公式ホームページ (town.kanie.aichi.jp)

 現代に蘇ったミステリー小説をぜひお楽しみください!

※ 小説中の一部には、現代では差別表現、不適切と思われる表現が含まれている場合がありますが、作品が書かれた時代背景に鑑み、原作を尊重する観点からそのままとしてあります。また、現代語訳版ですので原本を確認されたい方は、蟹江町図書館などに収蔵されている書籍をご参照ください。

観光情報一覧

 蟹江町の各種パンフレットや施設情報についてはこちらからご覧ください。

観光情報一覧 - 愛知県蟹江町公式ホームページ (town.kanie.aichi.jp)

 ぜひ、探偵小説家「小酒井不木」の出身地である蟹江町へお越しください。