本文
民生部 健康推進課 課長 兼 保健センター所長 兼 統括保健師
民生部 健康推進課 課長 兼 保健センター所長 兼 統括保健師
平成8年度採用
◆経歴
平成 8年 4月 民生部 保健課 ※現在は健康推進課
平成11年 4月 育児休業(10ヶ月)
平成12年 2月 職場復帰(保健課)
平成13年10月 育児休業(10ヶ月)
平成14年 8月 職場復帰(保健課)
平成25年 4月 民生部 高齢介護課 ※現在は介護支援課
令和 3年 1月 民生部 健康推進課
(令和6年3月取材当時)
現在の仕事を教えてください
住民の方々への健康保持増進を目的とした保健活動に従事しています。
保健センターは、保健師のみならず様々な職種の職員が活躍しています。
それぞれの専門性を活かしながら、チームとして歯車がうまくまわり、その結果として住民の方々の笑顔につながるよう、保健センター所長として仕事をしています。
仕事のやりがいを教えてください
◇自分たちのアイディアが形に
保健師として、様々なライフステージにおける健康増進に関わってきました。課題解決に向けて、住民の方々や関係機関のスタッフさんたちとつながり、顔を合わせて、語り合うことで、様々なアイディアが生まれます。実際に、住民の方々と講演会を開催したり、保育士さんとイベントをしたりなど、アイディアが実践できたときには達成感を感じます。また、今はその取組がパワーアップされているのを耳にするとさらに喜びを感じます。
印象に残っている仕事を教えてください
◇同じ立場だからこそ寄り添える
自分自身が子育て真っ最中という状態で、子育て支援担当になった時です。お母さんたちと一緒に子育てについてたくさん考えました。例えば、アレルギーで困っているお母さんに、わかりやすいパンフレットを選んで取り寄せたり、楽しくできる親子遊びを保育士さんと考えたりしました。当時は、同じ立場だからこそ共感できることも多く、今となっては、懐かしい限りです。
仕事と家庭を両立させるために大切なことは何ですか
◇完璧すぎず、いい塩梅で
一人の女性であり、保健師でもあり、母親でもある私には様々な役割があります。しかし、1日は平等で24時間です。休養や睡眠も大切なため、時間を効率よく使うことがとても重要です。
特に子育て中は、周りが見えなかった気がします。しかし、子育てが一段落した今となっては、子どものお迎えもなく、また、公園の滑り台で一緒に遊ぶこともありません。当時は、負担に感じることもありましたが、今ではかけがえのない時間だったと振り返っています。
また、職場の上司、先輩、同僚や仲間などいろいろ人に助けを求め、そして、助けてもらいました。
完璧を求めず、”いい塩梅”で様々な役割ができるといいと思います。
課のリーダーとして心がけていることは何ですか
◇コミュニケーションのはじまりは「あいさつ」
職員が、気軽に意見を出し合い、同じ方向を目指して取り組むことができる職場環境づくりを心がけています。
そのため、毎朝の「おはようございます」から始まり、そして「ありがとう」「そうだね」と活発なコミュニケーションを支えに、仕事に取り組んでいます。
なにより、仕事は一人ではできません。そのためチームで、時には笑い合いながら、メリハリを持って業務に取り組んでいます。
加えて、蟹江町を元気にするため職員一人ひとりが、前を向いて仕事ができるよう、職場環境を整えています。
受験者へのメッセージ
保健師の仕事は、一言で表すのが難しいです。
しかし、妊婦さん、赤ちゃん、子育て世代、働く世代、高齢者など幅広い世代の健康を支援するため、活躍の場はたくさんあります。
蟹江町は、住民の方々との距離が近く保健師活動も丁寧に実施しています。
そのため皆さんの反応を肌で感じることができ、「こんなことしてみたい!」というアイディアも生まれます。
一緒に歩みながら、成長していく仲間をお待ちしています。