本文
上下水道部 下水道課 主任(土木職)
上下水道部 下水道課 主任(土木職)
平成27年度採用
◆経歴
平成27年 4月 産業建設部 土木農政課
令和 4年 4月 上下水道部 下水道課
(令和6年3月取材当時)
現在の仕事を教えてください
蟹江町の下水道整備に関する業務を担当しています。下水道を整備する地区を決定するための計画策定や、その計画に基づき設計や工事の発注を行い、それらの監督業務などが主な仕事内容となります。また、突発的に下水道管やポンプの詰まりが発生することがあるため、適切に維持修繕を行い、下水が流れるように管理しています。
仕事のやりがいを教えてください
◇未来へつなげる、きれいな河川環境
下水道というと暗い印象をもたれる方も多いと思います。しかし、下水道がなければ、生活排水の多くが未処理のまま流され、川や海などが汚れ大きな問題となります。特に蟹江町は6つの河川が流れ「水郷の里」と呼ばれており、河川環境をよりよくしていくことが重要となります。そのような中で、下水道の環境保全に対する役割は大きく、水郷の里を守りながら明るい未来を創っていけることにやりがいを感じます。
蟹江町で働こうと思ったきっかけについて教えてください
◇豊富な通勤手段
働く場所として重視していたポイントは、自宅からの通勤がしやすい点です。蟹江町は利便性がとても良く、公共交通機関は、JR関西本線と近鉄名古屋線が通り、また、道路では国道1号、西尾張中央道、さらに東名阪自動車道が通っています。電車だけではなく自動車でも通勤しやすいという点がメリットだと思い、働くきっかけになりました。そこから、蟹江町のことについて調べていき、温泉がある点、珍しい橋梁がある点などに興味を惹かれていき、蟹江町で働きたいと思いました。
公務員の土木職ならではの魅力を教えてください
◇まちづくりの最初から最後までを担う
建設会社は1つの建造物が完成したら新たな工事現場にいき、工事が完了したらまた別の工事現場へ移動となり、1つの箇所に留まることがありません。公務員は基本的にその地域から離れることがないため、長期的なまちづくりに参加することができます。例えば、駅前整備を行う際、駅周辺の区画整理、駅前広場の整備、車両交通確保のための道路整備、歩行者の導線確保のペデストリアンデッキの整備など様々な事業を行う必要があり、すべての事業が完了するには10年以上かかる場合もあります。公務員は、事業開始から完了まで関わることができ、地域がよりよくなる様子を実感できるところが魅力だと思います。
※「ペデストリアンデッキ」とは、歩行者専用の高架歩道のことです。
職場の雰囲気について教えてください
◇仕事でもプライベートでも仲が良い
大きな市とは異なり職員数が少ないため、より職員同士が親密になりやすいと思います。多様な人がいますので趣味の合う人が見つかりやすく、気の合う人と有給休暇を合わせて、遊びに行ったり、旅行に行ったりしています。職場だけの人間関係だけではなく、休日も遊びに行くような人間関係が構築でき、仕事で分からないことなどその人を頼って聞きに行くこともできるため、働きやすい職場環境が構築されています。
受験者へのメッセージ
公務員の土木職は、住民の意見はもちろんのこと、自分の意見を工事発注に反映させることができるため、直接的にまちづくりに参加することができます。蟹江町では新たな駅前の市街地形成を行うため、計画を策定しています。一からまちづくりをしていくため、やりがいも達成感も大きい仕事だと思いますので、蟹江町のまちづくりについてぜひ一緒に取り組んでいきましょう。