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更新日:2023年5月15日公開 印刷ページ表示

5月31日は世界禁煙デー

「世界禁煙デー」と「禁煙週間」について

 毎年5月31日は、WHO(世界保健機関)により定められた「世界禁煙デー」です。また、厚生労働省では毎年5月31日から6月6日を「禁煙週間」と定めています。今年の禁煙週間のテーマは、
「たばこの健康影響を知ろう!~望まない受動喫煙のない社会を目指して~」です。
 タバコの煙には、喫煙者が直接吸い込む「主流煙」と、点火部から立ち上る「副流煙」があり、副流煙は主流煙よりも2~4倍の有害物質を含むことが知られています。
 世界中で、この日に禁煙を始める人が多いようです。周囲の人のためにも、この機会に禁煙に取り組んでみませんか?
なくそう!望まない受動喫煙 [その他のファイル/2KB]
愛知県たばこ対策 [その他のファイル/2KB]受動喫煙のイラスト

 

 禁煙の効果について

禁煙の効果はやめた直後から現れます

禁煙による健康面でのメリット
時間 効果
1分後 タバコのダメージから回復しようとする機能が働きはじめる
20分後 血圧・脈拍・手の体温が正常になる
数週間~数か月後 咳・息切れ・疲れやすさが改善する
1年後 冠動脈疾患のリスクが半減する
5年後 脳卒中リスクが非喫煙者と同じレベルになる
10年後 肺がんのリスクが非喫煙者と同程度になる

禁煙による経済面でのメリット
時間 効果
10日後 6,000円貯まる   家族で外食!
1か月後 18,000円貯まる 自分にご褒美!
1年後 約20万円貯まる  旅行や趣味に!

参照:株式会社赤ちゃんとママ社「子どもにタバコを吸わせないで!STOP!受動喫煙」
家族で旅行に行くイラスト

禁煙しようと思ったら

ひとりで我慢するだけの禁煙ではなく、家族や周囲の協力を得て一緒に頑張ってみましょう
禁煙サポートのポイント
  1. 吸わないでいられたらとにかく褒める
  2. 吸いたくならないような環境を整える
  3. 禁煙に役立ちそうなガムなどを準備する
  4. 出来るだけ声をかける
  5. 外に連れ出すなど気分転換を促す
    参照:厚生労働省「e-ヘルスネット喫煙」
禁煙外来の力を借りよう

 禁煙外来で医師に相談する方法もあります。禁煙外来とは、喫煙者が無理をせず安全に、高確率で禁煙するために病院へ通うことを指します。
 治療法は、貼り薬や飲み薬を用いる方法が主流です。成功率は一般的に60~80%程度と言われています。一方自力で禁煙しようとした場合は10%という低い確率となっています。禁煙外来は条件を満たすと保険適用の対象となっていますので、喫煙が中々やめられないのであれば利用してみることも一つの方法といえるでしょう。
受動喫煙ロゴマーク
禁煙への近道 [PDFファイル/1.75MB]
津島保健所管内禁煙支援医療機関一覧 [PDFファイル/152KB]

参照
●健康寿命をのばそう SMART LIFE PROJECT
https://www.smartlife.mhlw.go.jp/event/disease/smoking/<外部リンク>
●厚生労働省たばこと健康に関する情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/tobacco/index.html<外部リンク>
●禁煙のしかた一般社団法人日本呼吸器学会
https://www.jrs.or.jp/citizen/nosmoking/think/method.html<外部リンク>
●「American Lung Association(完全禁煙マニュアル)」

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