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振り込め詐欺にご注意ください
ひとごとじゃない「振り込め詐欺」
「振り込め詐欺」は、人の何気ないふつうの気持ちにつけいり、その気持ちを利用してお金を吸いとってしまいます。
「私は大丈夫!」と過信せず、だまされないための撃退ポイントを知っておきましょう。
●不安を感じたり、詐欺だと気づいたら、迷わず ♯9110 (警察総合相談窓口)へ電話 しましょう。
誰にもありうるこんな気持ち。そこが詐欺師のつけいりどころ!
身内のトラブルを解決してあげたい・・・そんな気持ちにつけいる「オレオレ詐欺」
交通事故や借金、痴漢行為などのトラブル処理のために、家族の一員や警察官、自治体などの職員、弁護士などを名乗る者から現金振込を要求されます。
注意:子どもの名前や学年、組などを調べたうえで、「子どもを誘拐した」などと偽って保護者などに電話をかけ、身代金などの名目で現金を要求するケースもあります。
●撃退ポイント
・身内から「携帯電話の番号が変わった」という電話があっても、簡単に信じず詐欺の前兆と考える。
・警察官、自治体などの職員や弁護士などを名乗ったら、所属と名前を聞き、確認の電話を入れる。
・すぐにお金を振り込まない。
蟹江町の職員は、所属、名前を名乗らずに電話をしません。「役場のものですが、」などと電話があった場合はすぐに蟹江町(電話番号:0567-95-1111)へ確認の電話をしてください。
身に覚えはなくてもなんとなく不安・・・そんな気持ちにつけいる「架空請求詐欺」
はがきや電子メールで有料サイトの利用料や情報料、借金の請求など他人に相談しにくい内容の現金振込を要求されます。
●撃退ポイント
・身に覚えがない請求は無視する。
・問い合わせ先があっても連絡しない。
簡易裁判所から「支払督促」や「呼出状」が届いたら、まず簡易裁判所に書類の真偽を確かめましょう(電話の場合は必ずNTTの104で確認)。正規のものを放置しておくと、架空請求でも支払義務が確定してしまいます。すぐに♯9110へ電話し、警察総合相談窓口や弁護士会などに相談しましょう。
困ったときは、ワラをもつかみたい・・・そんな気持ちにつけいる「融資保証金詐欺」
融資勧誘のダイレクトメールや電子メールが突然舞い込み、「担保・保証人なしで高額融資」などの宣伝文句に惹かれて申し込むと、保証金や手数料などの名目で現金振込を要求されます。
●撃退ポイント
・融資前に振り込まない。
・ダイレクトメールや現金振込伝票を持参してすぐに警察に届けましょう。
正規の貸金業者では融資を前提に現金の振込みをさせることは絶対にありません。貸金業者登録番号を明示していなかったり、電話番号が携帯番号の場合は怪しい業者と思いましょう。
お金が戻るなら、すぐ手にしたい・・・そんな気持ちにつけいる「還付金等詐欺」
年金事務所や税務署、自治体などの職員と名乗る者から年金や税金の払い過ぎ分を返還するのでコンビニや無人のATM(現金自動預払機)に出向くよう要求されます。
●撃退ポイント
・年金事務所や税務署などに電話をかけて確かめる。
・ATMの操作を求められたら詐欺だと考える。すぐに110番に通報しましょう。
あなたの口座が悪用されている・・・キャッシュカードをだましとる詐欺
「あなたの口座が悪用されている」などと電話しキャッシュカードをだまし取った後にATMなどから現金を引き出す「振り込ませない」振り込め詐欺が増えています。
●撃退ポイント
・警察や銀行に電話をかけて確かめる。