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蟹江町水道事業の概要
水道のはじまり
本町の水道は、昭和24年頃から町内各地域に組合営の簡易水道が設置され始めました。
その後、一部の組合において水源である地下水位の低下、水質の悪化を来たしたため、昭和34年に39簡易組合が、蟹江町北部簡易組合と蟹江町南部簡易組合の2つに統合され、伊勢湾台風後の昭和35年給水開始となりました。一方、昭和39年頃から活発になった住宅団地などの建設により、町営簡易水道の布設が促され、昭和42年から44年にかけて4つの町営簡易水道が設置されました。
上水道の発足
本町は、名古屋都市圏を就業の場とする人々のベッドタウンとして発展を続けており、人口の増加に伴う水需要の増加、あるいは日常生活環境向上のための水需要の増加が今後も増大することが推定されるとともに地下水位の低下、水質の悪化さらに地盤沈下の防止を図る地下水取水規制の強化などにより県営水道の受水が必要となるので、経営規模の小さい簡易水道組合では対応ができないため、組合営の簡易水道(7組合を除く。)と町営の簡易水道組合を統合し、昭和46年4月から公営企業法適用の町上水道として発足しました。
なお、残る7つの簡易組合も昭和50年3月までに町上水道に統合し、昭和50年4月には全町を給水区域(海部南部水道企業団の一部給水区域を除く。)とした上水道となりました。