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青少年健全育成推進事業「蟹江町中学生沖縄県読谷村交流事業」を実施しました!
「蟹江町中学生沖縄県読谷村交流事業」を実施しました!
町内中学生を沖縄県読谷村へ派遣し、地元住民や地元中学生と交流することで、友好と親睦を深め、共に高め合い、健全な地域社会に貢献する人材を育成することを目的として、「蟹江町中学生沖縄県読谷村交流事業」を実施しました。
1日目【令和7年8月19日】
初日は、旧海軍司令部壕を訪れました。館長さんによる講話を聞いた後、展示されている戦時中の資料を見たり、実際に壕の中へ入って独特な雰囲気を肌で感じることにより、中学生たちにとって戦争の悲惨さや平和の尊さについて改めて考えるきっかけとなりました。
また、沖縄の伝統工芸品である琉球ガラス作り体験を行い、思い出に残るグラスを作成しました。
2日目【令和7年8月20日】
2日目は、午後から読谷村立古堅中学校にて現地の中学生と交流会を行いました。派遣中学生は、蟹江町の概要や歴史・文化、学校生活についての発表を行い、古堅中学校の生徒からは沖縄についての発表がありました。
発表の後は調理室へ移動し、グループに分かれて沖縄の伝統的な蒸しパンである「アガラサー」作りを体験しました。黒糖味と紅芋味の2種類を作り、できあがったアガラサーを食べながら古堅中学校の生徒が企画した沖縄クイズにチャレンジしました。
3日目【令和7年8月21日】
3日目は、沖縄県北部に位置する大宜味村方面を視察しました。初めに道の駅おおぎみやんばるの森ビジターセンターを訪れ、ドームシアターにてやんばるの自然や森の歩き方について学びました。続いてヤンバルクイナ生体展示学習施設へ向かい、生きているヤンバルクイナを観察しました。昼食後にやんばる学びの森へ行き、やんばるの森の中をガイドさんに案内してもらいながらウォーキングし、豊かな自然を感じました。
4日目【令和7年8月22日】
最終日である4日目は、座喜味城址とユンタンザミュージアムを見学した後、道の駅かでなへ向かいました。座喜味城の構造や戦前・戦後の人々の暮らしについて学習しました。その後訪れた道の駅かでなでは、嘉手納飛行場に離着陸する戦闘機が飛行する際の大きな音を体感しました。
まとめ
今年度の派遣団テーマは、「Fly to the Future!~可能性で飛びたとう~」でした。
この4日間の中で、参加中学生9人は平和学習や文化体験を通して、沖縄県の歴史・文化に触れることができました。さらに、中学生交流会を通して、現地の方と交流しコミュニケーションの大切さを学ぶことができました。
また大宜味村方面の視察では、生体のヤンバルクイナを観察したり、やんばるの森のガイドウォークを通じて普段蟹江町では味わうことができない自然を体感することができたのではないかと思います。
今回の派遣で多くの体験をされた皆さんがさまざまな場面で活躍されることを祈っています。
その他関連事項
当事業の成果を広く住民に周知するため、参加中学生の皆さんに作成していただいた事業報告資料の展示を下記のとおり行いますので、ぜひご覧ください。
1.蟹江町体育館 ※生涯学習フェスティバルにて展示
令和7年11月8日(土曜日)、9日(日曜日)
午前9時から午後4時まで
2.蟹江町図書館 2階 ギャラリー
令和7年11月12日(水曜日)から11月27日(木曜日)まで
午前10時から午後6時まで(11月17日(月)、25日(火)は休館)
※11月27日(木曜日)は正午まで
3.蟹江町産業文化会館(中央公民館分館)1階 町民ギャラリー
令和7年12月3日(水曜日)から12月28日(日曜日)まで
午前9時から午後5時まで(月曜日休館)※12月28日(日曜日)は正午まで
4.町内各中学校
※期間未定、順次展示予定となります。







