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食生活改善普及運動月間
9月は「食生活改善普及運動月間」です!
食生活改善普運動月間とは?
厚生労働省では、毎年9月1日から30日までの1か月間を「食生活改善普及運動月間」の期間と定め、国民一人ひとりの食習慣の見直しや改善を促進することを目的とし啓発活動が全国的に展開される期間です。
令和7年度のテーマは 「まずは毎日、あと一皿ずつ野菜と果物をプラス」
健康日本21(第三次)では栄養・食生活の改善が、生活習慣病の予防のほか、生活機能の維持・向上にも重要とされています。適切な量と質の食事を摂取する観点で、「バランスの良い食事をとっている者の増加」、「野菜摂取の増加」、「果物摂取の増加」、「食塩摂取量の減少」等を目的とした取り組みを推奨しています。
野菜を1皿プラス 目標1日 350g!
野菜は体の調子を整える栄養素、ビタミン・ミネラル・食物繊維を多く含んでいます。また、β-カロテン、ビタミンE・Cなどの抗酸化物質には酸化を防ぐ働きがあることから、生活習慣病やがんの予防、老化を遅らせる働きが期待できます。日々の食事からこれらの栄養を必要量摂るには、1日350g以上の野菜を食べることを推奨しています。
厚生労働省の調査より野菜摂取量の平均値は256.0g(令和5年 国民健康・栄養調査報告より)
1日に約100gの不足です。毎日の食事に野菜を1皿プラスしてみましょう。
野菜1日350gで健康増進(厚生労働省)<外部リンク>
果物を食べよう 目標 1日 200g!
厚生労働省では、健康推進の観点から1日200gの果物を食べることを目標にしています。
果物には、ビタミンだけでなくミネラルや食物繊維が豊富に含まれます。 摂ることで、高血圧や生活習慣病の発症リスク低下と関連があるといわれています。旬の果物を取り入れてみましょう。
果物1日分200gのすすめ(厚生労働省)<外部リンク>
食物繊維の必要性(厚生労働省)<外部リンク>
主食・主菜・副菜を組み合わせよう
主食・主菜・副菜は、健康な食事の第一歩。体の必要な栄誉素をバランスよくとる秘訣は、毎日の食事で、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べることです。
若い世代を中心にバランスの良い食事がとりにくくなっている状況が見られます。
1日2回は、主食・主菜・副菜のそろった食事をとるように心がけましょう。
主食:ごはん・パン・めん などの穀類を主な材料とした料理(炭水化物を多く含む)
主菜:魚・肉・卵・大豆製品 などを主な材料にした料理(たんぱく質や脂質を多く含む)
副菜:野菜・いも・海藻 などを主な材料にした料理(ビタミン・ミネラル・食物繊維を多く含む)
外食・中食の上手な活用法(厚生労働省)<外部リンク>
市販のお弁当やお惣菜、デリバリーやテイクアウトした食品を家庭や職場に持ち帰って食べることを「中食」といいます。
コンビニやスーパーなどのお惣菜を上手に組み合わせて、手軽にバランスを整えることもできます
食事バランス教室(厚生労働省)<外部リンク>
1日マイナス2g、おいしく減塩しよう
食塩摂取量の1日の目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です。
しょうゆ、みそ、塩などの調味料から塩分の摂り過ぎに注意しましょう。
~ 1日マイナス2gを目指し てできることから取り組んでみましょう ~
・調味料を「かける」から「つける」に変える。
・麵類の汁は飲まずに残す。または、つけて食べる。
・だしや香辛料を積極的に活用する。
・減塩、低塩の調味料を使う。
・栄養成分表示を確認し、食品に含まれる食塩量を確認する。
毎日のくらしにwithミルク
牛乳や乳製品には骨の材料となるカルシウムや、筋肉や細胞のもとになるたんぱく質が豊富に含まれています。
しかし、全世代において不足しがちな栄養素です。特に20~30代の3人に1人が牛乳・乳製品を摂っていません。
未来の健康のためにも まずは1日1回、牛乳・乳製品をとることから始めてみましょう。
生活習慣病を予防するために
私たちの体は私たち食べたもので作られています。バランスのとれた適切な量と質の食事を1日3食規則正しく食べることが健康な体の土台となります。生活習慣病を予防するために食生活を整えましょう。
日頃から予防する栄養・食生活(厚生労働省)<外部リンク>
食事をおいしくバランス(厚生労働省)<外部リンク>
食事をおいしくバランス【補足】(厚生労働省)<外部リンク>