ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

更新日:2025年3月1日公開 印刷ページ表示

花粉症に注意しましょう

 花粉症は毎年多くの方がくしゃみや鼻水などの症状に悩まされており、花粉症の有病率は令和元年(2019 年)時点で4割超にのぼるといわれています¹⁾。花粉症はこれまで症状がなくても、花粉に何度もさらされることで誰でも発症する可能性があります。花粉が本格的に飛び始める前に予防や治療を始めることが大切です。
                       参考:1)日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会

花粉症とは

 からだの中に花粉が入ると、花粉に対する抗体が作られます。花粉が鼻や目に何度も侵入し抗体量が増えると、くしゃみや鼻水、目のかゆみといったアレルギー症状が出るようになります。  
                           ああ

花粉はいつ多くなるの?

 花粉の飛散する時期は、花粉の種類によって異なります。  
     2025年ピーク予測(愛知県)     スギ:3月上旬~3月中旬                                                                              
                      ヒノキ:3月下旬~4月上旬    (参考:日本気象協会)

花粉が特に多くなる日・時間

1.晴れて、気温が高い日
雨上がりの翌日

2.空気が乾燥して、風が強い日          あ 3.雨上がりの翌日  あ 4.昼前後と夕方    あ

   
  ▷日本気象協会「蟹江町の花粉飛散情報 2025」<外部リンク>

 

花粉症予防対策について

 (1)花粉を避ける

 1.マスクと眼鏡を装着しましょう
       a    
           (参考:環境省 「花粉症対策 スギ花粉について日常生活でできること」

 2.花粉飛散の多い時間帯(昼前後と夕方)の外出を避けましょう

(2)花粉を室内に持ち込まない

 1.花粉が付きにくく露出の少ない服装を心がけましょう                                
  ウール 化織 綿
花粉付着率 980 180 150

100

    ※綿を100とした時          ​(​参考:NPO花粉情報協会 佐橋紀男氏)

 2.手洗い、うがい、洗顔、洗髪で花粉を落としましょう

 3.換気方法を工夫しましょう
  ・窓を開ける幅を狭くし、レースのカーテンをすることで屋内への花粉の流入を減らすこ
   とができます。
  ・床の掃除を行い、カーテンは定期的に洗濯しましょう。

花粉症の治療について

1.対症療法

 花粉に反応して出てくる症状を抑えるための治療法です。花粉飛散シーズン前や症状がご
く軽いときから開始しておくことで、症状の悪化を抑えられます。
   次の場合には、お近くの医療機関の受診をお勧めします。
  ・症状があって、一度も花粉症と医師に診断されたことがない場合
  ・花粉症に典型的でない症状(咳、喉の奥の強い痛み、濃い黄色で粘り気のある鼻水な
   ど)を伴なっている場合​    
  ・複数の薬を組み合わせても治療効果が不十分と感じられる場合
  ・眠気、倦怠感等の副作用が気になる場合

薬の種類
  抗ヒスタミン薬 市販薬として流通している薬です。軽症の方では抗ヒスタミン薬だけでも症状が消えますが、重症の方は他の種類の薬を追加してよくなることもあります。
鼻噴霧用ステロイド薬    花粉飛散前から使用し、飛散開始時から現れる症状を軽くなるよう抑えられる上、十分な効果が得られる点鼻薬です。

 

2.免疫療法(アレルゲン免疫療法)

 スギ花粉の成分が含まれた薬剤を定期的に投与します。花粉の成分に体が慣れるようにして、スギ花粉が体内に入ってきてもアレルギー反応が発生しないようにするための治療法です。医師の説明を受けた上で、花粉の飛んでいない時期に開始します。

花粉症に関する情報 

▷環境省 リーフレット
  環境省「花粉症対策 スギ花粉症について日常生活でできること」

       あ 


▷政府広報オンライン
  「政府の花粉症対策3本柱」<外部リンク>

▷愛知県
  「愛知県のアレルギー疾患対策に関する情報等」<外部リンク>  
​ 県内のアレルギー疾患医療を提供する医療機関一覧などが掲載されています。

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)