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更新日:2015年10月29日公開 印刷ページ表示

セアカゴケグモにご注意ください

 現在、蟹江町を含む日本の各地で、毒を持つクモである、セアカゴケグモが発見されています、
もし見つけた場合は、慌てず、冷静な対処をしてください。

セアカゴケグモについて

形態

・雌

 体長(脚を含まない)が約1cm、脚が長く、腹部が球形で大きい。光沢のある黒色または暗褐色を基調とし、腹部の背面に赤色の”砂時計”様、または”鼓(つづみ)”様の模様がある。

・雄

 体長が約3~5mm、腹部は白色を基調として2本の黒い縦じまがある。

生態

 熱帯地方を中心に分布しており、毒を持つ。
沖縄県以外の日本では発見されていなかったが、平成7年に大阪府内で初めて発見され、その後、日本各地で見つかっている。なお、愛知県では、平成17年8月に初めて発見された。

生息場所

 ・日当たりがよく暖かい場所

 ・昆虫などのエサが豊富な場所

 ・適当な隙間がある場所(巣を作るため)

 例えば、

 ・側溝の内部や、グレーチングのすき間
 ・フェンスの基部
 ・花壇のブロックの内部
 ・墓石のすき間
 ・自動販売機やエアコン室外機などの機器と壁とのすき間  等

習性

 基本的におとなしく、攻撃ではないが、素手で触ったり、捕まえようとするとかまれる事がある。
また、脅かされると死んだふりをして動かなくなることがある。

かまれた場合の症状等

 かまれた時は、針で刺されたような痛みを感じ、その後、かまれた場所が腫れたり、熱く感じたりする。
症状のピークは3~4時間で、数時間から数日で回復するが、時に脱力感、筋肉痛、頭痛などの全身症状が現れることがあるので、病院で治療が必要である。

かまれないための注意等セアカゴケグモ

・見つけても、素手で触ったり、捕まえようとしないこと。

・屋外での作業は、軍手などの手袋をして行うこと。

・クモの生息しそうな場所はこまめに清掃するなど、クモが住みにくい環境を作ること。

・市販の家庭用殺虫剤を直接噴射したり、靴で踏みつぶすことで駆除ができます。