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特殊詐欺にご注意ください!!
近年の特殊詐欺の動向
特殊詐欺の被害が年々増加し、固定電話だけでなく、スマートフォンや携帯電話に電話がかかってくるケースも増加しております。
手口も巧妙化しており、高齢者の方だけでなく若い方でも被害にあう可能性があります。
このページでは、特殊詐欺での手口を紹介しますので、対策を知って被害を防ぎましょう。
不審な電話を受けた際は、110番通報もしくは蟹江警察署に電話(0567-95-0110)へご連絡ください。
愛知県内の特殊詐欺被害発生状況
令和7年9月末時点(暫定値)
被害件数2,408件
被害額約167億3,181万
昨年同時期比
被害件数817件増加
被害額約74億7,908万円増加
特殊詐欺の手口と被害にあわないためのポイント
特殊詐欺とは?
被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振込みその他の方法により、不特定多数の者から現金等をだましとる犯罪を特殊詐欺といいます。
特殊詐欺の手口は、簡単には見破れないほど巧妙化しており、年齢を問わず、誰もがターゲットになる可能性があります。「自分や家族がだまされるかもしれない」という警戒意識を持ち、被害防止に努めていただくようお願いいたします。
オレオレ詐欺
最近、息子や孫になりすました詐欺に加え、警察官を名乗る詐欺や国際電話を悪用した手口が増えています。
犯人は最初に「風邪をひいて声が変わった」「携帯が壊れて番号が変わった」などと言って信用させた後、「お金が今すぐ必要」と話して振り込みを求めてきます。
また、警察官を名乗って「口座が悪用されている」「あなたに逮捕状がでている」などと話し、お金や個人情報をだまし取ろうとする手口も多発しています。
こうした電話の多くは、「+」から始まる国際電話番号からかかってきます。
心当たりのない電話には出ず、必要のない人は「国際電話の利用休止」をしておくと安心です。
被害にあわないためのポイント
- 固定電話への国際電話の着信をブロックする。
- 携帯電話は、知らない番号を着信拒否設定する。
- 最寄りの警察署にかけ直して本物かを確認する。
- 家族にかけ直して本物かを確認する。
- 暗証番号はあなただけのものなので人に教えない。
ニセ警察詐欺
自宅の固定電話や携帯電話あてに、警察官を名乗り、「あなたの口座が犯罪に使われている」「あなたの携帯電話が不正に契約された」などと様々な理由をつけて、「資産を保護する」、「口座を調査する」などといって、現金をだましとったり、振り込ませたりする詐欺の手口が増加しています。
警察官役の犯人は、「あなたは逮捕される」などと不安を煽ったり、偽の警察手帳や逮捕状を見せてくるケースもあります。
電話会社や総務省等を名乗り、「携帯電話の未納料金がある」などといった後に、警察官役に交代するケースや、SNS・ビデオ通話での連絡に移行するケースもあるので、注意が必要です。
ニセ警察詐欺の手口(講話メモ付) [PDFファイル/478KB]
被害にあわないためのポイント
ホンモノの警察官は、
- 電話で捜査対象となっているなどと伝えることはありません。
- メッセージアプリで連絡をすることはありません。
- 警察手帳や逮捕状の画像を送ることはありません。
- 個人のスマートフォンに突然ビデオ電話をすることはありません。
還付金詐欺
自治体、税務署、年金事務所の職員などと名乗り、医療費・保険料の過払い金や、一部未払いの年金があるなど、お金を受け取れるという内容の電話をかけてきます。被害者が犯人の指示通りにATMを操作すると、実際には犯人側の口座にお金が振り込まれるという詐欺です。
払い戻しには期限があると焦らせた上で、今すぐ携帯電話を持って近くのATMに向かうように指示をしてきます。
還付金詐欺の手口(講話メモ付) [PDFファイル/399KB]
被害にあわないためのポイント
ATMでお金が返ってくることは、絶対にありません。
- 固定電話への国際電話の着信をブロックする。
- 携帯電話は、知らない番号を着信拒否設定する。
- 最寄りの警察署にかけ直して本物かを確認する。
- ATMではお金は受け取れないと知っておく。
- ATMの利用限度額を低く設定しておく。
SNS型投資詐欺
インターネット上に著名人の名前・写真を悪用した嘘の投資広告を出したり、「必ずもうかる投資方法を教えます」などとメッセージを送るなどして、SNSに誘導し、投資に関するメッセージのやりとりを重ねて被害者を信用させ、最終的に「投資金」や「手数料」などという名目で、ネットバンキングなどの手段により金銭等を振り込ませる詐欺です。
一度だまされると、詐欺と気付くまで、お金を何度も振り込んでしまい、1,000万円以上の高額被害になってしまうことも。
SNS型投資詐欺(講話メモ付) [PDFファイル/812KB]
被害にあわないためのポイント
インターネットを通じた投資については、お金を振り込む前に、以下のポイントをチェック!
- 投資先が実在しているか・国の登録業者かどうかを確認する。
- 「必ずもうかる」「あなただけ」といった文言に注意する。
- 投資を勧めている「著名人」がなりすましでないか疑う。
- 投資に関係する「暗号資産」や「投資アプリ」等が実在するか確認する。
今すぐできる特殊詐欺対策
通話録音装置や着信拒否装置を導入しましょう
町では特殊詐欺対策として、町内在住の補助対象者に対して購入費の補助をしております。
詳細はこちらをご覧ください。
国際電話が不要な方は休止しましょう
国際電話からの特殊詐欺が増加しております。
不審な電話には出ないようにしましょう。
留守番電話を設定しましょう
被害にあわないための根本的な対策は、詐欺犯人からの電話に出ないことです。
常に留守番電話設定を行い、相手を確認してから、必要な電話には自分からかけ直すようにしましょう。
~詐欺に対する心構え~
詐欺に正しく備える
・国際電話利用休止する。
・被害防止対策電話を導入する。
相手が警察でも疑う
・偽造された電話番号かもしれない。
・ニセホームページかもしれない。
本物の警察にすぐ相談
・蟹江警察署に電話(0567-95-0110)
・110番
外部リンク
警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ | ストップ、オレオレ詐欺<外部リンク>
特殊詐欺にご注意 - 愛知県警察<外部リンク>







