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更新日:2019年12月20日公開 印刷ページ表示

お酒の事故は未然に防ぎましょう!

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 新しい年を迎えるにあたり、お酒を飲むシーンも増えると思いますが、羽目をはずして飲みすぎたり、他人にお酒をすすめることは注意が必要です。

 お酒を飲むと人は「酔った」状態になりますが、それはお酒の成分であるアルコールが血液中に溶けて脳に運ばれ、脳に作用することによって、理性を抑制している脳の働きが低下し、本能や感情をつかさどる脳の働きが助長され、開放的な気分になります。そのため、短時間で大量のアルコールを摂取することで「急性アルコール中毒」となり、取り返しのつかないことになってしまう恐れもあります。
 
 お酒は正しく飲み、楽しく過ごしましょう!

急性アルコール中毒を防ぐには、「量」と「スピード」に注意しよう。

 短時間に大量のアルコールを摂取することは血中のアルコール濃度が急上昇することによって、一気に「泥酔(でいすい)」や「昏睡(こんすい)」の状態に陥る危険があるため、無理やり飲ませたり、イッキ飲みは絶対にやめましょう。
 自分の適量を把握することや、その日の体調によって飲む量の調整を図りましょう。また、お酒が飲めない体質の方は、事前にその旨を周囲の方に伝えておくことが重要です。
 

お酒を飲みすぎてしまったら

・その人を一人にせずに、必ず誰かが付き添ってください。
・水分やスポーツドリンクを飲んで、体内のアルコール濃度を薄めましょう。
・嘔吐している場合は、嘔吐物で窒息しないように注意してください。
・体温が低下しないように保温してください。
・呼びかけても反応がない場合(昏睡状態)は救急車を呼びましょう。

反応がない場合はすぐに救急車を呼ぶ!

 飲みすぎた方の反応がなくなったら、119番に通報し、まずは呼吸の確認を行ってください。呼吸を確認し、いつも通りの呼吸をしていなかったり、呼吸をしていない場合は、心停止と判断し、直ちに胸骨圧迫を行ってください。
 30回の胸骨圧迫を行った後、2回の人工呼吸を行い(嘔吐物や吐血があり、できない場合は胸骨圧迫のみを続けてください)救急隊と引き継ぐまで、もしくは傷病者が目をあけたり、普段どおりの呼吸が出現した場合を除き、心肺蘇生を続けてください。
 また、お店や近くにAEDがあることが分かっていれば、周りの方に依頼して持ってきてもらいましょう。

回復体位をとりましょう。

回復体位 回復体位は反応はないが「普段どおりの呼吸」をしている傷病者に行うほか、やむを得ず傷病者のそばを離れるときや、吐物などによる窒息の危険があるときに活用できる体位です。
 また、傷病者の意識があり会話が可能な場合は、一番楽な体勢を聞き、楽な体勢をとらせましょう。

回復体位のやり方
(1)傷病者を横向きに寝かせ、下あごを前に出して気道を確保し、上側
 の手の甲に傷病者の顔をのせます。
(2)足は上側の膝を約90度曲げ、仰向けにならないようにします。

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