ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 民生部 > こども家庭課・こども家庭センター(保健センター) > 百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ4種混合ワクチン(DPT-IPV)

本文

更新日:2024年4月1日公開 印刷ページ表示

百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ4種混合ワクチン(DPT-IPV)

<4種混合 DPT-IPVワクチンについて>

 平成24年11月よりDPT(ジフテリア・百日せき・破傷風)プラスIPV(不活化ポリオ)の4種混合ワクチンであるクアトロバック(化血研製)及びテトラビック(阪大微研会製)が使用されています。

 テトラビックについては、国内臨床試験(1回目、2回目、3回目n=247、4回目 n=244)において、それぞれ
注射部位の紅斑(32.0%、64.4%、51.0%、36.5%)
注射部位のしこり(24.7%、45.7%、40.9%、31.6%)
注射部位のはれ(8.1%、26.7%、15.4%、15.2%)
発熱(9.3%、20.2%、11.3%、16.0%)
であり、DPTと同様に、まれですがショック・アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳症、けいれんに関する注意が記載されています。

 クアトロバックについては、n=259において、
注射部位の紅斑 69.1%、
注射部位のしこり 52.1%、
注射部位のはれ 30.9%、
発熱 46.7%
であり、テトラビックと同様に、まれですがショック・アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳症、けいれんに関する注意が記載されています。

 しこりは少しずつ小さくなりますが、数か月残ることがあります。とくに過敏なお子さんで肘をこえて上腕全体がはれることがまれにあります。
 通常高熱は出ませんが、接種後24時間以内に37.5℃以上になった子がDPTワクチンでは約0.3%、DTワクチンでは約0.1%あります。重い副反応はなくても、機嫌が悪くなったり、はれが目立つときなどは医師に相談してください。