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命のバトンを繋ぐ 心肺蘇生法とAEDの使用方法

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月27日
倒れている人の命を救い、社会復帰に導くための行動を「救命の連鎖」といい、心肺蘇生とAEDは一次救命処置と言われ、救命の連鎖の1つの大きなポイントになります。救命の連鎖は「心停止の予防」「心停止の早期認識と通報」「一次救命処置」「二次救命処置と心拍再開後の集中治療」で成り立ち、私たちが医師に引き継ぐまでに行動を起こすことで、大きな命が救われます。
※AEDとは、自動体外式除細動器。(以下「AED」という。)

あなたの勇気が命を救う

 もし、あなたの目の前に人が倒れていたらあなたは冷静に対応できるでしょうか。
 ちょっとした知識があるだけで、もしもの時、あなたがとれる行動は大きく変わります。

心肺蘇生法の手順

  1 倒れている方を発見した場合

   まず周りの安全を確認しましょう。自らの安全を確保してから近付き倒れている方の耳元で
   「大丈夫ですか!」「わかりますか!」など大きな声で呼びかけます。また、肩を両手で叩いて反応を見ます。

 発見

  2 倒れている方の「反応」がない!!

   倒れている方がいることを周りに伝え、協力者を集めます。
   「あなたは119番通報して、救急車を呼んでください」
   「あなたはAEDを持ってきてください」
   と協力者にお願いします。
   ※もし、あなた一人しかいない場合は、まず119番通報しましょう。

 

 

  3 呼吸を確認する

   胸と腹部の動きを見て、普段通りの息があるかないかを確認します。
   いつもどおりの呼吸が見られない、あるいはその判断に自信が持てない場合は

  

  4 ただちに胸骨圧迫をおこないます

   胸の左右真ん中にある胸骨の下半分に手のひらの付け根を当て、もう一方の手を重ねて、強く早く絶え間なくリズミカルに垂直に圧迫します。胸が約5cm

   沈むように圧迫し、1分間で100~120回のリズムで行います。リコイル(圧迫後の解除)をしっかり行ってください。

   胸骨圧迫を行う際の5つのポイント

     (1) 正しい位置(胸の真ん中)

     (2) 正しい速さ(1分間あたり100~120回)

     (3) 正しい強さ(胸が約5cm【単三電池1本分】沈む)

     (4) 絶え間ないリズミカルな圧迫(中断時間は短く)

     (5) 十分なリコイル(圧迫後の解除)

   上記ポイントをおさえながら30回の胸骨圧迫を行います。

 

   5 気道確保を行います

    胸骨圧迫が30回終わりましたら、直ちに気道を確保します。片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指をあご先に当てて、頭を後ろにのけぞら

    せ、あご先を上げ、気道を確保します。

                                                       kidou

   6 人工呼吸を行います

    気道を確保したまま、額に当てた手の人差し指と親指で倒れている方の鼻をつまみ、大きな口を開けて口を覆い息が漏れないように、約1秒をかけて

    息を吹き込みます。その際、胸が上がるのを確認します。いったん口を離し、同じ要領でもう一度吹き込みます。また、人工呼吸を行う間の胸骨圧迫

    の中断時間は10秒以上にならないようにします。kokyuu

    ※血液や吐物で感染の危険を感じたら人工呼吸は行わず、胸骨圧迫を連続で行ってください。

    ※人工呼吸を行ったことがない場合、わからない場合は胸骨圧迫のみでも構いません。

 

  7 胸骨圧迫と人工呼吸の継続

    胸骨圧迫を30回連続して行ったあと、人工呼吸を2回行います。この30:2のサイクルを救急隊員と交代するまで絶え間なく続けます。

    ※倒れている人の口から出血している場合など、口と口を直接接触させて人工呼吸を行うことがためらわれる場合には、人工呼吸を省略し、胸骨圧迫の

    みを続けます。

    ※救助者が複数おり、交代可能な場合は、胸骨圧迫の質が低下しないよう、1~2分程度を目安に交代しましょう。

  8 AEDが届いたら 

    AEDを持ってきた人に使用方法がわかるか確認し、わかるようであれば、そのまま使用できる準備を行ってもらいます。AEDの使用方法がわからない

    場合は、胸骨圧迫を代わってもらい、あなたがAEDの準備を行います。

    

  9 AEDの電源を入れます

    まず最初にAEDの電源を入れます。セット

    ※機種によってはAEDの蓋を開けることにより、自動的に電源が入るものがあります。

    AEDから流れる音声案内に従い、操作を行います。

     
 

  10 電極パッドを貼り付けます

    袋から電極パッドを取り出し、心臓を挟むように貼り付けます。パット

    (電極パッドに描かれているイラスト参照)

    ※電極パッドを貼る際に、倒れている人の体が濡れている場合は、

    タオルなどで拭き取ってから貼ります。また、胸に貼り薬が貼られ

    ている場合は、それをはがして、肌に残った薬剤を拭き取ってから

    電極パッドを貼ります。そのほか、ペースメーカや除細動器が胸に

    埋め込まれている場合は、その部分を避け、心臓を挟むように貼り

    ます。ネックレス等は外すことが可能であれば、外してください。外せ

    ない場合や外すのに時間を要する場合は、電極パッドから遠ざけます。

   11 AED本体にコネクタを接続します

    AED本体の差込口に電極パッドのケーブルコネクタを差込みます。コネクト

    (機種によっては、始めから本体とケーブルが接続されているものもあります。)

 

 

 

 

    

   12 AEDより電気ショックが必要か不要かの判断が行われます

     AEDがすべての準備が完了すると間もなく心電図の解析が行われます。ボタン

     その間、一時的に胸骨圧迫をやめて下さい。

     心電図を解析するため、倒れている人に誰も触れないように

     「倒れている人から離れて下さい」など声掛けをして下さい。

     電気ショックが必要な場合、電気ショックのボタンが光るとともに「ショッ

     クが必要です」等の音声案内が流れます。

     電気ショックのボタンを押す際、再度、倒れている人に触れている人がい

     ないか安全確認を行って下さい。

     ※触れているとその人も感電等の恐れがあり、二次被害の危険があります。

 

 

   13 電気ショック後、ただちに胸骨圧迫を行います

     上記の「ただちに胸骨圧迫を行います」の要領で、心マ胸骨

     圧迫を再開します。約2分経過すると再度、AEDが自動

     的に心電図の解析を行います。その際、前要領で一時

     的に倒れている人から離れ、さらに電気ショック必要の

     アナウンスが流れましたら、安全確認をして再度、電気

     ショックのボタンを押します。

     救急隊が到着するまで胸骨圧迫とAEDによる電気ショッ

     クをくり返し行ってください。

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