平成３０年度　９月のできごと

　真っ青な空に包まれて、運動会が行われました。夏休みが終わったばかりの暑い日から、ほぼ毎日運動会の練習に励んできました。練習を通じて、ダンスや演技が上達するだけでなく、行進や回れ右などの基本動作もきびきびとできるようになりました。学校の練習だけでなく、家に帰ってから一人で練習する子もいたようです。

　たくさんのご家族の声援の中、元気に力強く競技は進んでいきました。たくさんの時間を費やしたダンスや踊り、組み体操などが、練習の成果を見せ、見事に演じられました。赤白対抗の得点は接戦の末、赤組の勝利に終わりました。また、５，６年生は道具の準備や片付け、進行の補助などに活躍し、さらに運動会後の片付けにも精を出していました。保護者の皆さまにも片付けや競技のへの参加などでご協力いただきました。ありがとうございました。

9月4日に来襲した台風21号の影響で、南運動場のポプラの木が倒れました。猛烈な風の力で１０ｍ以上ある大きな木が根こそぎ倒されたり、枝が折れたりしました。大木の撤去や穴の空いた根の跡など、運動会までに修復できるかが心配でした。町役場のご協力で、数日かけて業者の方に工事をしていただきました。そして、9月19日、無事に運動会の総練習を行うことができました。今年は暑さを考慮して 児童席の上に遮光ネットも用意してあります。たくさんの人の協力を得て、総練習をすることができました。

　観測史上最高の暑い夏休みが終わりました。少し秋めいてきた9月3日、久しぶりに登校しました。朝礼では、校長先生が「夏休み直後でも、みんなが落ち着いた態度で体育館に入場したり話を聞いたりする姿は素晴らしい」と話されました。その後、夏休みの宿題を出したり思い出の話をしたりして、３時間目に防災避難訓練をしました。地震発生後、頭を守る姿勢をとりました。その後、津波来襲を想定して北校舎３階へ避難しました。須西っ子は静かに真剣な態度で訓練に参加していました。下校時にも校長先生から、「良い訓練でした。本当に地震が起きても訓練以上のことはなかなかできません。」と訓練の大切さを話されました。災害が起きても、訓練を思い出して最善の行動ができるようになってほしいと思います。